道路の気象影響予測 北海道・東北・北陸 立往生のおそれも 大雪・猛吹雪いつまで

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18日月曜以降も、北海道・東北を中心に、大雪や猛吹雪など、気象による道路への影響が「大」という状態がありそうです。北陸でも、いったん雪や風が弱まっても、週の中頃は、また影響の可能性が「大」に近づくおそれがあります。路面の凍結など、車の運転に注意すると共に、いざという時に備えて、雪道運転の安心グッズも確認しておいてください。
各地の「道路の気象影響予測」
18日月曜は、強い冬型の気圧配置が続いていて、上空には、この時期にしては強い寒気が流れ込んでいます。このため、北海道・東北・北陸では、雪や風の強い状態が続いています。18日月曜正午現在、北海道には「大雪警報」や「暴風雪警報」の発表されている所があります。道路の気象影響予測をみますと、18日月曜の午後は、北海道や東北で、紫色の表示が目立ちます。「大雪」や、見通しが全くきかない「猛吹雪」になり、車の立往生が発生するおそれがあります。19日火曜と20日水曜も、北海道や東北では、赤色の表示の時間帯があり、まだ注意が必要です。21日木曜になると、東北では紫色で、影響の可能性が大きくなる可能性があります。北陸は、19日火曜は、だんだん影響がなくなりますが、油断はできません。20日水曜の午後以降、また道路の気象影響の可能性が大きくなってきそうです。車を運転する場合は、冬用タイヤやチェーンの装着に加え、スコップや軍手、長靴などの装備を車に積んでおきましょう。通行止めとなるおそれもありますので、無理をしないで、あらかじめ迂回ルートを確認するなど、通行ルートの見直しも検討する必要があります。特に、紫色の時間帯は、不要不急の外出は控えるようにしてください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーンバッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。

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