ついつい増えてしまいがちなカトラリー。元の場所に片付けたはずなのに、いつもお箸やスプーンが迷子…。なんてことはありませんか。そんな人におすすめなのが、カトラリー収納ボックス。
身近な物を使って、軽くて便利で使いやすい、サイズもぴったりなカトラリー収納ボックスを作る方法を紹介します。
整理収納アドバイザー1級を取得して、日々お片付けに関するアイディアを投稿する、なこ(nako.katazuke)さんの、見た目よし、コスパよしの自作カトラリー収納をご紹介します。
用意するものは、ダイソーのクリアホルダー(A4/10枚入り 税込110円)とハサミ、書類とじ器(ステープラー)、サインペンの4点。クリアホルダーは、一般的なクリアファイルと同じですが、形を維持するためにもなるべく厚手のものを準備しましょう。
クリアホルダーは接着されている底辺に対し、左右の両辺は折られている面、開いている面がありますよね。
作りたいカトラリー収納の大きさを決めたら、クリアホルダーの折られている面を基準にして、希望の幅に合わせて印を付けましょう。ここから折って立体形にしていくので、折り代も含めて考えるのがポイント!
カトラリー収納の底部分に加えて、両サイドと上下の折り代を考慮して印を付けたら、印に沿って丁寧にハサミで切っていきます。あわせて、クリアホルダー底辺の接着部分もカットしましょう。
クリアホルダーを開いて、中心の線に沿って切りましょう。全く同じ大きさのシートが2枚できます。
ここまで来たら、お気付きかもしれません。この方法なら、全く同じ大きさのカトラリー収納が、一度で2つも作れるのです!
カトラリー収納の大きさに合わせて、1枚ずつ折っていきます。でき上がった時に周りの4辺の高さが同じになるように、折り幅を合わせることがポイントです。
いったん折り目を付けたら、今度はしっかりと折り込みます。後で形が崩れてこないように、しっかりとシートに折り癖を付けておいてくださいね。
シートを開くと、四隅に四角の折り目が付いていると思います。それらすべての角に、斜めに切り込みを入れましょう。
開いたシートを、もう一度もとの形に戻します。この時、先ほど切り込みを入れた部分を内側に入れておくと、次の作業が楽になりますよ。
折り目に沿って組み立て直したら、先ほど切り込みを入れてできた三角形の部分を重ねます。重ねたら、同じ方向に倒すようにして持ちましょう。
倒した三角形と本体を合わせて、書類とじ器で留めましょう。
四隅とも同じ作業を繰り返せば、簡単カトラリー収納の完成です!
安く済ませるために100円ショップで購入するというのはよくある話ですが、これなら、なんと1つにつき5円という安さ! そんな投稿に、驚きの声が寄せられています。
「コスパ最強!」
「カトラリーのカチャカチャ音がしなくてよさそう」
「クリアファイルいっぱいあるので作ります」
いざ購入しようと思っても、なかなかぴったりのサイズが見付からないカトラリー収納。とっても簡単なので、この機会に自作してみてはいかがでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]