“ヘルメット”着用率全国ワーストの新潟… 着用促進に向け情報共有「ヘルメットの大切さ理解を」

今年4月から着用が努力義務となった自転車利用時のヘルメットについて、新潟県などは着用率向上に向けた会議を開きました。

【桶屋美圭アナウンサー】
「ヘルメット着用率が全国で最下位となった県内。きょうは、そのヘルメット着用促進に向けて関係機関が情報を共有します」

12月18日、県庁で開かれた情報共有会議。

会議では、県や県警など7つの機関・団体がヘルメット着用に向けた取り組みを報告したほか、県内の着用率が全国最下位だったことを受けて実施したアンケート調査の結果が共有されました。

2830人に行ったアンケートでは、自転車を利用すると答えた1219人のうち、ヘルメットを着用している人は全体の32.3%

年代別に見ると、50代が35.6%と最も高く、20代が24.2%と最も低くなりました。

着用する理由として「交通事故から命を守るため」が最も多かった一方、着用しない理由では「ヘルメットを持っていない」「かぶるのが面倒」といった声が挙がっています。

【県総務部県民生活課 岩浪知子 課長】
「ヘルメットは命を守る大切な手段。ヘルメットの大切さを県民の皆様にもっと理解していただけるよう啓発活動に取り組む」

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