フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)は16日、石破茂首相が自民党の新人議員15人へ10万円の商品券を配っていた問題を報じた。
首相は、配布の趣旨を「ポケットマネーから慰労のつもりで渡した。政治活動に関する寄付では全くない」と釈明している。一方で番組では自民党内、与党の公明党や野党から批判が強まっていることを伝えた。
コメンテーターを務める元大阪府知事の橋下徹氏は今回の問題に「石破さん、人付き合いが悪いということは自認してたわけでしょ。でも総裁になって仲間を作ろうと思ったら、こういうことをやらなきゃいけないという、これがザ・永田町、国会議員の感覚なんですよ」と断じた。
さらに「10万円の商品券って国民が今、1万円、2万円で四苦八苦している中で」などとし「10万円の商品券を配るっていうのは石破さんですら問題だと思っていない。違法かどうかは別としてですよ。このザ・永田町、国会議員の感覚の根底は、飲み食い政治ですよ、ルールなきね。国会議員同士でルールなき数万円の高給なご飯を食べて」などとコメントしていた。