愛知県オープンゴルフ選手権で金子駆大選手が優勝を飾った。多くの選手が強風に悩まされる難しいコンディションの中、3名によるプレーオフを制し、待望の栄冠を手にした。
第6回愛知県オープンゴルフ選手権競技は3月6日、7日の2日間、知多カントリー倶楽部(東・西コース)で開催された。6,601ヤード、パー71のコースに、プロ・アマチュア合わせて136名が挑んだ。
最終日は強風が吹き荒れる中、金子駆大選手(NTPホールディングス)、小木曽喬選手(フロンティアの介護)、小野田享也選手(名古屋GC)の3名が通算2アンダーで並び、プレーオフに突入。金子選手は1ホール目でロングパットを決め、見事優勝を決めた。
強風の中、難コースを制す!22歳金子駆大が愛知県オープン制覇…の画像はこちら >>
優勝を決めた金子選手は、「今日は我慢のゴルフでしんどい時間が続いたが、勝てて良かったです」と喜びを語った。プレーオフでのロングパットについては、「途中からラインに乗り入るかなと思ったら入ってくれました。入った瞬間は気持ち良かったです」と振り返った。
金子選手は大会を通して、「ピン位置が難しくて、グリーンも難しかった。そこに風が来ると、チャンスがどうしても作れなくて、いいバーディーパットが打てなかった」とコースの難しさを語った。
CBC
名古屋市出身の金子選手は3歳からゴルフを始め、2020年にプロテストに一発合格した22歳の若手有望株。2024年シーズンは賞金ランキング14位と好成績を収め、ANAオープンゴルフトーナメント2024では2位タイと健闘した。
今年5月に愛知で開催される第65回「中日クラウンズ」へ向けて、金子選手は「地元の大会なので、地元の選手として盛り上げられるように、そして優勝を目指して頑張ります」と意気込みを語った。今後の更なる飛躍が期待される。
CBC