2週間天気 日本海側は雪や雨の日が多い 北陸では土砂災害や雪崩に注意・警戒

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明日10日は広い範囲で雨や雪が降るため、北陸では少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。また、12日~13日は北陸など東日本や北日本で荒れた天気になるおそれがあります。今後も最新の気象情報にご注意ください。
明日10日 広い範囲で雨や雪 北陸は少しの雨でも土砂災害に注意・警戒

明日10日は本州の南岸を前線を伴った低気圧が通過する見込みです。いわゆる「南岸低気圧」です。九州から北陸は雨の降る所が多く、標高の高い所では雪が降るでしょう。北陸など被災地では、これまでの地震や降水で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まりますので、注意、警戒してください。また、雪が積もった上に雨が降りますので、路面状況の悪化や雪崩などにも注意が必要です。関東も明日の夜は、沿岸部を中心に一時的に雨が降るでしょう。今のところ、雨雲の中心は海上になるため、陸地にかかっても一時的ですが、千葉県南部や神奈川県西部では、夜遅い時間帯は雪に変わる可能性もあります。ただ、低気圧の進路によっては雨や雪の範囲が変わることもありますので、最新の気象情報をこまめにチェックしてください。
12日~13日 北陸など東日本や北日本は荒れた天気のおそれ

11日は高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。北陸や北日本の日本海側では貴重な日差しになりそうです。12日は北日本付近を前線を伴った低気圧が通過するため、北陸や東北、北海道では雨や雪が降るでしょう。北陸は雪ではなく、雨が降り、雨脚が強まることもありそうです。北陸など東日本や北日本では風が強まり、荒れた天気になるおそれもあります。13日は一時的に冬型の気圧配置になり、寒気が流れ込むでしょう。北陸では雨から雪に変わりますので、路面状況の悪化などに注意が必要です。晴れる太平洋側も北よりの風が強めに吹いて、体感温度を下げるでしょう。14日は晴れる所が多くなりますが、朝の冷え込みは厳しいでしょう。13日と14日は大学入学共通テストが行われます。試験会場には暖かい服装で向かうようにしてください。
15日~16日 北陸から北海道の日本海側 降雪量が多くなる
15日~16は、本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。日本海側は雪の降る所が多く、北陸から北海道の日本海側では雪の降り方が強まる所もあるでしょう。雪の降る量が多くなるおそれもありますので、注意が必要です。全国的に風が強く、晴れる太平洋側も風冷えになるでしょう。空気も乾燥しますので、火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
17日~22日 太平洋側でも雨や雪の降る日

17日以降は、北陸では雨や雪の降る日が多いでしょう。北海道も雲が広がりやすく、雪が降る日もありそうです。太平洋側は日差しの出る日が多いですが、雪や雨の降る日もあるでしょう。最高気温は、北海道では0℃未満の真冬日が多く、北陸も10℃に届かず、寒中らしい寒さが続くでしょう。関東から九州は平年より高い日が多いですが、21日は関東でも10℃に届かず、冷たい雨が降りそうです。この先も寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、お気をつけください。

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