千葉県は８日、ベトナムから帰国した市川市在住の４０代男性がはしかに感染したと発表した。ベトナム滞在中に感染した疑いがあり、帰国後に発症したとみられる。男性は快方に向かっている。県内での感染確認は今年初めて。
県疾病対策課によると、男性は会社員で、２月１２～１５日に出張でベトナムに滞在。帰国後の同２６日に発熱、３月１日に発疹がみられ、複数の病院を受診した後、７日に検査で陽性と判明した。他の感染者は確認されていない。
同課は、発症日前日から男性が利用した東京メトロ東西線原木中山―飯田橋間などの利用者に、症状が出た場合は事前に最寄りの保健所に電話連絡し、指示に従って医療機関を受診するよう呼びかけている。