世界最大!”現代の恐竜”と呼ばれるコモドオオトカゲ。通称コモドドラゴン!日本では名古屋の東山動植物園が唯一の展示で、その迫力に皆さんくぎ付けです。来園から半年。三連休最終日の24日に行ってみると…。
来園から半年…大人気のコモドドラゴン「タロウ」体格ガッシリし…の画像はこちら >>
(柳瀬晴貴記者)「コモドドラゴン、のっそのっそと歩いています。長い舌を出しながら、お客さんの方に近づいてきています!」
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(来園者)「キリッとしてカッコイイから好き」「木みたいで大きいなと思った。恐竜みたい」「昔にいそうで強そう」去年の夏、シンガポールの動物園から東山にやってきた13歳のオス、タロウ。(来園者)「僕の名前はりょうたろうで、あっちはタロウだから兄弟!顔がかわいい」
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展示開始から3か月の去年11月に行われた、東山の人気動物を決める総選挙では、コアラとレッサーパンダに次ぐ3位にランクインしました!
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来園者の中に、タロウに魅せられコモドドラゴンの生態について徹底的に調べたという小学生を発見しました。
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(コモドドラゴンの生態を調べた小学生)「詳しい生態は、爪が鋭くて狩りにも使う。口の中に毒牙があって、実は歯が意外にボロボロ。やっぱり守ってあげたいよね」
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続いてカメラの前に現れたのは…北海道からのお客さん!タロウを見るために、高校の卒業旅行で名古屋に飛んできたそうです。(北海道から)「やっぱり長さが魅力ですね。北海道にも欲しいっす」タロウが東山にやってきて半年がすぎ、飼育担当の川島さんは、ある変化を感じているそうです。
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(タロウの飼育係 川島ひかりさん)「体格がガッシリしたような印象。やんちゃというか元気もある。餌食べる時も迫力がある」タロウのランチタイムを見てみると…
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差し出されたエサを丸呑みにして…あっという間にごちそうさま。満足げな様子です!餌やりは当初、週1回でしたが、なるべく自然に近い形で食べてもらおうと、ここ最近は、餌の時間や中身をランダムにするなど工夫しているそうです。タロウの人気ぶりは、グッズ売り場でも明らか。
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(東山総合公園 浅野萌さん)「(ぬいぐるみは)商品を並べると、すぐに売り切れ。在庫がない状況。公開して半年なので、オリジナル商品も増えている」最近の人気は、文房具だそうです。
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(売り場に訪れた人)「ベロが長いし、大きくてかわいい。(学校で)みんなに注目されて『カワイイ』と思われる」日本で唯一、東山でしか見られないコモドドラゴン。誘致の旗振り役、名古屋・河村たかし前市長は去年、こんなことを言っていました!
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(河村たかし前市長)「ハナコを入れないかん。タロウを入れたなら」名古屋市は、将来的にコモドドラゴンの繁殖を見据え、インドネシアからタロウのお嫁さんとなる「ハナコ」を誘致する計画です。
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現在、ハナコが生活する獣舎の準備工事を進めていて、その費用に数億円を見込んでいます。ハナコがやってくる時期については…(河村たかし前市長)「ハナコも頼んであるでね。2匹インドネシアから。半年かそこらで。正式にレターを書いたので」河村前市長は、去年10月の取材で「半年後」と回答。ことしの春ごろまでに誘致したい考えを明らかにしていました。その後、名古屋市のリーダーは広沢一郎市長にかわりましたが、ハナコ誘致プロジェクトの進捗はどうなっているのか先週、尋ねると!
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(名古屋・広沢一郎市長)「インドネシアにとって、大変貴重な動物なので、まだもう少しかかりそうですね。鋭意交渉中です」