沖縄キャンプ第2クール3日目 若手投手陣が本格的に始動した。寒さが続く沖縄で、髙橋宏斗投手と金丸夢斗投手が熱のこもった投球練習を行い、本格的な調整に入った。
髙橋投手は、気温が上がらない中でも集中力を切らすことなく、88球の本格的な投球練習を行った。主にストレートとスプリットを投げ込み、打者も立たせて実戦さながらの練習を実施。「いい感覚で終えることができた」と振り返り、「今シーズンの課題である第3球種(カーブ・カットボール)を練習できれば実践に入れる」と手応えを口にした。
練習中は落合英二2軍監督の姿も。髙橋は「いいところを見せたいという意識はあった」と話し、緊張感のある中で練習に臨んだことをうかがわせた。
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一方、金丸投手も本格的な調整に入った。初めてキャッチャーを座らせ、近い距離で20球、通常の距離で20球、全球ストレートを投じた。赤田ブルペンキャッチャーは、「本人は6割くらいと言っていたが、スピンが効いていてすごく良かった」と高く評価した。開幕に向けて着実に調整が進んでいるようだ。
CBC
若手投手陣の成長が、チームの飛躍につながるか注目が集まる。