IT技術向上に生かす対話力 クオリサイトテクノロジーズ プロジェクトリーダー、島井マリアフローレンスさん

2025年に創業20周年を迎えるクオリサイトテクノロジーズ(名護市、小森彦太郎社長)。キヤノンマーケティングジャパングループのニアショアダイレクトモデル企業で、名護・札幌を拠点に首都圏企業向けのシステム開発と運用、データセンター事業を手がける。プロジェクトリーダーとして活躍する島井マリアフローレンスさんは、会計管理や人事などのシステム基盤開発を担当する6人のチームを率いている。
島井さんは17年に入社して以来、約7年にわたり会計ソフトの保守・運用のシステムエンジニアとして活躍。その功績が認められ、24年7月にプロジェクトリーダーに抜擢(ばってき)された。
システム開発を中心とする企業における女性社員の割合は約3割ほどだが、島井さんは「女性に対する偏見を感じたことはない」と話す。性別や年齢、社歴にかかわらず、役割や貢献度に応じた評価制度が、そうした雰囲気を後押ししている。
首都圏向けの仕事にはレベルの高さが求められる。それに応えると同時に、地方である沖縄・北海道で対応するため、上司やチームの同僚との対話はもちろん、お客さまとのコミュニケーションを大事にしているという。「文字だけだと勘違いしやすく、意図が伝わらないことがよくあったため、直接話すコミュニケーションを心がけています。声をかけるタイミングは特に気を使っています」と話す島井さん。お客さまと毎日の朝会を実施することで、真のニーズをキャッチできるよう心掛けている。
今後のキャリアについて、島井さんは「システム開発全般に関わるフルスタックエンジニアと、深く現場業務にも携わりながらチーム全体をまとめるプレイングマネージャーの両立を目指します」と挑戦への意欲を語った。
しまい・まりあふろーれんす 1994年生まれ、米ミシガン州出身。クオリサイトテクノロジーズに入社しシステムエンジニア(SE)として1万社以上に導入実績のある会計管理ソフトの基盤開発を担当する。IT技術向上に生かす対話力 クオリサイトテクノロジーズ プロ…の画像はこちら >>

スキルアップも私生活の充実にも意欲的な島井マリアフローレンスさん

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする