12月10日、新潟県議会の産業経済委員会が開かれ、県が来年度から新たに設定する日本酒の輸出数量の目標値について説明しました。
【県 地域産業振興課 神山美幸 課長】
「目標に向かって一丸となって取り組み、新潟清酒の一層の輸出拡大を図っていきたい」
県は来年度改定される県の『総合計画』の素案で“新潟清酒の輸出数量”の目標値を初めて設定。
去年の実績に対し、2031年には約85%増の5599klを目指すなどとしています。
12月5日には“伝統的酒造り”の世界無形文化遺産登録が決定し、酒を軸としたインバウンドや輸出の拡大に期待が高まる中、委員からは…
【自民党 岩村良一 県議】
「全体を見ながら、数値についても詰めていっていただきたい」
目標値の考え方や今後の取り組みに関する質問が相次ぎました。
【県 地域産業振興課 神山美幸 課長】
「いかに他県との差別化を図り、新潟清酒の魅力を際立たせていくか、そういった点も今後取り組むべき課題」
県は年度内に計画を策定する方針です。