コンビニエンスストアの店頭には、さまざまな情報が散りばめられています。
新商品を告知するのぼり旗があったり、オススメの品を宣伝するPOPがあったりと、つい足を止めてしまいますよね。
Xで注目を集めたのは、多くの人が「入店してもいいのだろうか…」と思ってしまうような貼り紙でした。
写真を投稿したのは、愛知県名古屋市の魅力を発信している、おいでよ名古屋(@oinagoya)さん。
中区の栄にある、『セブン-イレブン』の前を通ったところ、気になる貼り紙を目にしたといいます。
書かれた文字を読んで、投稿者さんはひと言。全国から共感の声が上がった、その内容とは…。
「注文の多そうな『セブン-イレブン』があった」
なぜでしょうか。入店したらいけない気がする…!
店頭の貼り紙には、猫のイラストとともに「どなたも、どうかお入りください。決して遠慮はありません」というメッセージがつづられています。
この一文を読んで、多くの人はあの物語を思い出したことでしょう。そう、作家の宮沢賢治さんによる、かの有名な『注文の多い料理店』を…!
同作は、レストラン『山猫軒』に迷い込んだ人たちが、店からの『注文』に従っていくうちに、あやうく調理されそうになってしまう…というストーリー。
店の開き戸に掲げられていたのが、この貼り紙に書かれていたメッセージです。この『セブン-イレブン』に入ったら…何かが起きてしまうのでしょうか。
物語を知っていると、ちょっぴりドキドキしてしまう貼り紙に、全国から反響が上がりました!
・『注文の多い料理店』のオチを知っていると怖すぎるよぉ…。
・「入ってはいけない」と思うほど、つい入店しちゃうやつだ。巧妙。
・店が『森の地下街』にあるのが、また雰囲気があって最高ですね。
もちろん、この店に入ったからといって、食べられそうになる心配はありません。
「入店したら、何かが起きるかも…」という緊張感から、たくさんの人が店に吸い込まれていくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]