「この折り紙とシールが欲しい」
ある日、小学生の義娘さんからこんな言葉をいわれて、折り紙とシールを買ってあげたのは、2児の母親である杏(@apricot_candy_a)さん。
義娘さんを迎え入れてから、欲しいものを主張してくれなかったため、その言葉がとても嬉しかったそうです。
遠慮がちで自分の欲求を言葉にしない義娘さんが、少しずつ心を開いてくれたのだと感じたのでしょう。
その後、義娘さんからあるものをもらったといいます。
そう、義娘さんが折り紙とシールを欲しがったのは、杏さんへ手紙をプレゼントするためだったのです。
ハートをかたどった手紙には、「お母さんへ」という文字が書かれています。義娘さんは、言葉にできなかった思いを手紙で伝えたかったのでしょう。
手紙をもらい、感動し、胸がいっぱいになった杏さん。手紙を開けてみると、こんな一文が添えられていたといいます。
「最初からこの家に生まれたかった」
義娘さんにどのように接するべきか悩んでいた杏さんは、この一文で「すべてが報われた」とつづりました。
家族としての絆が、少しずつ深まっていることを感じられる、義娘さんの手紙は、杏さんにとって何よりの宝物になったでしょう。
義娘さんからの手紙をXに投稿すると、16万件もの『いいね』が集まり、感動する人が続出しました。
・朝から涙腺が崩壊しました…。母親への愛情を形で表したかったのですね。
・この一文にたくさんの思いが詰まっているんだろうね。義娘さんにとって本当に大切な母親なんだと思いました。
・愛情はちゃんと伝わっている。優しい義娘さんに、感動しました。
・なんで俺は電車で泣いているんだ。いい子すぎるだろ。
義娘さんがこのような手紙を書けるのは、杏さんの愛がしっかり伝わっている証拠ですね。
これからも、たくさんの時間をともに過ごして、家族としての絆を深めながら、温かい家庭を築いていくことでしょう。
[文・構成/grape編集部]