「英訳を諦めるな」看板のメッセージに「頑張ってくれ」「ムズくない?」

公共交通機関や公共施設などには、施設内の案内や、近隣の紹介が記された看板が、各所に設置されています。
海外の人々にも伝わるよう、大概の場合は英語が併記されていますが、中には完全な翻訳とはいえないものもあるようです。
ゲーム『艦隊これくしょん-艦これ-』が好きで、関連のライブに参加するため、兵庫県呉市を訪れた、あのつぎにこないじ(@LolipaedQ)さん。
船着場を散歩して、訪れた『中央桟橋ターミナル』内で、ある看板を目にしました。
そこには、旅行者向けの言葉が書かれていたのですが…。
「英訳を諦めるな」
日本語では「またきて呉(くれ)!」と、呉市に掛けたダジャレが書いてあります。
一方、英訳では「Have a nice trip」と記載。
ダジャレを完全に無視した、真っ当なメッセージではありませんか!
メッセージの違いは人々の関心を引き、16万件を超す『いいね』や、コメントが寄せられています。
・こういう看板、好き。英訳を頑張って呉!
・うちの地元じゃん。注目を集めていて嬉しい。
・旅行したけど、こんな面白い看板があるのは知らなかった。もっと早く知れていれば…。
・ムズくない?海外のジョークを翻訳するのって大変だから、逆もまたしかり。
・ターミナルの看板だと思うと、「よい旅を!」って言葉は場所的には合っている気がするな。
「Have a nice trip」はそのままでよいものの、可能な限りニュアンスを再現した、「またきて呉!」の英訳を併記してほしい人が一定数いるようです。
呉を訪れた多くの観光客に、このダジャレの秀逸さが伝わってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする