元カンテレアナ・新実彰平氏、参院選挑戦は「ピッチャーズマウンドに立つ感じ」京都大学野球部では捕手でベストナイン

元関西テレビ(カンテレ)アナウンサーの新実彰平氏が12日、京都市内で会見し、日本維新の会公認で来年夏の参院選京都選挙区(改選数2)から立候補することを発表した。
35歳の新実氏は2012年に関西テレビに入社。17年~23年に夕方のニュース帯番組「報道ランナー」でキャスターを担当し、社会派の人気アナとなったが、12年半務めた同局を10月1日をもって退社した。
「しんどい人を一人でも救いたい」とキャスター時代の信念を、手段と場所を変えて継続する挑戦。古巣カンテレの先輩・後輩からは「キャスターをやっていた頃から『成したいことが変わっていない』と“仲間”には快く送り出してくれた。政党を応援しているとかではなく『頑張ってこい』。人生の選択肢として前向きにとらえてくれている方が99・9%でした」と笑顔を見せた。
新実氏は京都大学出身。京大野球部の4年時には関西学生連盟の首位打者・ベストナイン(捕手)を獲得したこともある。
「キャッチャーは一人だけ違う方向を向いているポジション。ピッチャーの球を受けてゲームメイクする」と捕手の特長を語ったが、政治家への挑戦は「ピッチャーズマウンドに立つような感覚。今までは全体の調和を図ることに命をかけてまいりましたが、今度は自分が球を投げないと始まらない。しかも真っ白なマウンド。どういう球を投げるのかも試されている。同じ野球でも異種格闘技のような、違う戦いに挑んでいるなという感じ」と例えながら“全力投球”を誓った。

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