誰もいなくなったイケア店内で一晩寝た「リアルな感想」 寝起きが最高で…

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家具量販店・イケアが主催した店舗でのお泊り体験会「SLEEP CAMP」。メディアの記者対象に企画された珍しいイベントで、普段睡眠不足のsirabee記者も参加。その様子をレポートする。
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18時、IKEA新三郷(埼玉・三郷)に到着すると、取材会の概要説明があった後、店内レストランで記者同士の交流を兼ねた食事会が行われた。
同店には、世界で3店舗しか出していない料理が複数あると説明がある。

記者はそのうちの2つである「地鶏入りチキンボール テリヤキソース」(990円、上写真)、「ヤンニョム プラントボール チーズソース添え」(690円)をチョイス。

いずれもテリヤキソース、ヤンニョムソースとアジアンテイストにアレンジされており、プラントボールの方はチーズソースが味の決め手でじつに美味しかった。
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その後、満腹になった各記者はそれぞれの寝室に移動。
寝室といっても店内にあるモデルルームである。つまり、実際の部屋ではなく壁がぽっかり空いた空間で眠るわけだ。なんとワクワクする体験なんだろう…。そして客が誰もいなくなった店内。貴重な光景である。
「はい◯◯さんはこちらです」「さんはこちらのお部屋ですね」と、5~6畳程度のワンルームが割り振られていく。大人っぽいシックな部屋もあれば、ラグジュアリーで豪華な部屋もあり、だいたいが事前アンケートで提出していた希望通りの部屋で、みな嬉しそうだ。
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嗜好がかなり歪んでいるsirabee記者は、取材申請時「おじさんだけど子供部屋で寝てみたい」と少年が眠るような小さい部屋を希望していたが、「ああsirabeeのキモカメコ佐藤さん。はい、こちらです!」と通されたのは、なぜか「2LDK・持ち家」という明らかな大部屋。

和室からリビング、屋外ウッドデッキスペースもあり、自分だけスペース感が別格だった。
「欲張らない人こそ、最後に良いことが待っている」と、ふと金の斧、銀の斧の逸話が頭に浮かんだ。ありがとうイケアさん、記者にふさわしい部屋を選んでくれて…。

そんなイケアスタッフの粋なはからいに感謝しつつ、こんな家にいつか住んでみたいなぁ、フィギュアはこのへんに飾るかと妄想を膨らませながら部屋を散策した。
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店内モデルルームは随時“日本人が住みたくなる最新の部屋”にリニューアルしている。部屋づくりの参考にしているのが時間をかけた綿密な調査。
都心部、郊外、さらにはファミリー層、新婚カップル、ひとり暮らしなどあらゆるステータスの家へ実際に赴き、空間づくりのトレンドをリサーチする部隊がいるらしい。…さすがである。

そんな話を担当者に聞いた後は、寝具売り場に移動し、今夜使うマットレスやシーツ、枕などを選ぶ。
自分好みの素材、柔らかさ、デザインの寝具選びにテンションが上がらないわけがない。実際に敷いて横たわると最高である。いま自宅で使っているベッドとは比べ物にならない快適さだ。
翌朝は6時30分起床。アラームが鳴った瞬間から体が快適で、寝具と空間の大事さを改めて知った。疲れが残っていない。
まさにイベントの狙いどおりだったわけだが、お世辞抜きに「SLEEP CAMP」は最高だったと言える。

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