兵庫県知事パワハラ・おねだり疑惑に街の声「なんで、やめないの?」 大村知事は「報道を見る限り…常軌を逸している」

「パワハラ」に「おねだり」などの疑惑が持たれている兵庫県の齋藤知事について、この地方の自治体トップや街の人たちは、どう受け止めているのでしょうか。
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(百条委員会 竹内英明 委員)「知事から最高幹部に対して、文具を投げたという証言がでた」「パワハラ」や「おねだり」などの疑惑が浮上している兵庫県の齋藤元彦知事。調査を進める百条委員会が初めて、県の職員への証人尋問を行ったほか、全職員を対象に行ったアンケートの一部を公表。
CBC
中には「牡蠣の養殖業者から牡蠣をもらった際も、独り占めして全部自宅に運ばせる」などの「おねだり」疑惑も。アンケートの中間報告では贈答品の受け取りについて、約2割が「見た」または「聞いた」と回答、パワハラについては約4割が「見た」または「聞いた」と回答しています。(アンケートより)「2時間以上叱責されることもある」「机の配置が気に入らない、ペンのインクが出にくい。そんな些細なことでにらみ、どう喝、叱責していた」
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こうした齋藤知事の「パワハラ」や「おねだり」疑惑について、この地方の自治体トップ2人に聞いてみると…。(愛知県大村秀章 知事)「報道を見る限りは…常軌を逸している。百条委員会などで指摘された事実と、それに対しての丹念な丁寧な説明を求めたい、まずはそこから」(三重県 一見勝之 知事)「必要な指導であっても、その対応が例えば『怒鳴る』とか『机をたたく』『物を投げる』そういうものがあればハラスメントになる。『ください』とは言わないが先方から『どうぞお持ち帰りください』と言われることもある。常識の範囲で頂くこともある」
CBC
また、街の人からも厳しい声があがります。「本当ならひどい。そんな小さいことで怒ることかと思う」「なんで(知事を)やめないの?ここまできて。自分の立場を利用して(物品を)もらおうと思っているのが駄目」「普通の人がやっても理不尽だし、どうかなと思うようなことを、人の上に立つ人がやるのは、さらに駄目なのではないかと思う」「私生活も見られているような人が(おねだりを)していると、周りも『いいのかな』と思ってしまうので、あまりよくないと感じる」

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