マチアプ使い夫婦で“美人局”…若妻との行為中に帰宅した夫が「不倫やぞ」と現金奪う

「既婚者ですが、夫の夜勤が多くて、1人はさびしいので家に来て欲しい」
若妻はこんな「誘い文句」で世のスケベな男性たちをだましていた。
マッチングアプリで知り合った男性から、美人局の手口で現金を脅し取ったとして、大阪府警高槻署は先月、同市の会社員、寒川靖裕(30)と妻で無職の愛莉(24)両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。
夫婦は男性を誘い出して、現金を脅し取ろうと計画。7月上旬、愛莉容疑者は出会い系アプリで知り合った40代男性と待ち合わせをし、府内で夕食を共にした。食事が済むと、男性に「この後、家に来ない?」と甘い言葉を囁き、高槻市内の自宅マンションに招き入れた。
部屋に入った2人は服を脱ぎ、裸になり、行為に及んでいたところ、突然、夫の靖裕容疑者が帰宅。2人の前に現れ、「不倫やぞ。どうやってけじめつけるんや。慰謝料の相場がいくらか知っているか」と男性を怒鳴り付け、現金を要求した。
■現場をスマホで動画撮影
「靖裕はうろたえる男性に服を着させ、そのまま近所のコンビニに連れていった。ATMで9万円を引き出させ、その場で奪い取った。男性が愛莉とやろうとしているところを『証拠』として残すため、2人の姿が写り込む場所にスマホを置いて動画撮影していた。愛莉が男性とどこまで性的な行為をしていたかは不明だが、靖裕は『現場』を押さえるタイミングをうかがっていた」(捜査事情通)
男性が警察に相談して事件が発覚。警察は逮捕された夫婦の認否について明らかにしていない。同様の手口で美人局に遭ったという相談が複数寄せられていることから、犯行を繰り返していたとみられている。
靖裕容疑者は普通のサラリーマンだそうだが、わずかな小遣いを手に入れるために、見ず知らずの男に若妻の肉体を「提供」して危険な目に遭わせるとは、夫婦の間に「愛はないんか?」。

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