ターンテーブルの有無で大違い 温め方の豆知識に「そうだったのか」「知らなかった」

食品の加熱や調理に便利な電子レンジ。庫内にターンテーブルがあるかないかの違いによって使い方が異なることを知っていますか。
ライオン公式アカウントとして暮らしの情報を発信している、ライオン Lidea – リディア(lidea_lion)のInstagramでは、電子レンジの使い方をはじめとするさまざまな豆知識を紹介していました。
電子レンジは、ターンテーブルが付いているタイプと付いていないフラットタイプの2つです。タイプに応じた使い方をしなければ、加熱ムラができてしまう可能性があります。
加熱する際は、温めたい食材や料理をターンテーブルの端に置きましょう。
ターンテーブル付きの電子レンジは一方向からマイクロ波を出し、ターンテーブルが回転することでマイクロ波が均等に当たる仕組みです。
ついついターンテーブルの中央に温めるものを置きたくなりますが、それでは食材が均等に加熱されません。できるだけ中央を空けて食品を並べることで、均等に加熱されます。
ターンテーブルのないフラットタイプの電子レンジの場合は、庫内中央に食材や食品を配置して問題ありません。フラットタイプは電磁波を庫内に拡散させて、均一に温める仕組みです。
複数の食品を温める時も、庫内中央にまとめるように置きましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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金属製や木製の食器が使えないことはよく知られているでしょう。それらに加えて、プラスチックやガラスの食器を電子レンジに入れる際も注意が必要です。
まず金属製の食器について。金属でできている食器はもちろん、食器の飾り模様の一部に金属が用いられているようなものも、電子レンジでの使用は避けてください。スパークが散り、火災の原因になる恐れがあります。
木や素焼き、非耐熱性のプラスチックやガラスも、電子レンジで温めると破損する可能性があるので注意が必要です。電子レンジで温めて大丈夫な食器かどうか、事前に確認してください。
電子レンジを使う際に気になるのが、『ラップをかけるべきかどうか』という点です。ラップをすると、熱が逃げるのを防いで温まりやすくする効果があります。
また水分を逃がさずしっとりと仕上げたいものや、レンジの中でソースや油が飛び散りやすい食品は、ラップをかけるのがおすすめです。
一方で水分を飛ばしてカラッと仕上げたいメニューや、最初から十分な水分を含んでいるものには、わざわざラップをする必要はありません。
上手に加熱するには、自宅の電子レンジのタイプに合った適切な方法で、電子レンジを使うことが大切です。庫内に入れられる食器やラップをかけるかかけないか…などの基礎知識もしっかり押さえておきましょう。
[文・構成/grape編集部]

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