500円玉サイズの〇〇に13万『いいね』 「最強にカッコいい」「洗練されている」

2010年代中盤以降から2024年現在にかけて、Apple MusicやSpotify、AWAなど、サブスクリプション(以下、サブスク)の音楽配信サービスが台頭し、音楽の聴き方の主流となっています。
サービスに登録してさえいれば数多のアーティストの楽曲が聴けるため、『iPod』や『ウォークマン』など、携帯型デジタル音楽プレイヤー(以下、携帯型音楽プレーヤー)の活躍の場が急激に減っているのも事実です。
しかし、サブスクでの楽曲視聴がメインとなった現代においても、携帯型音楽プレーヤーを愛用し続けている人はいるでしょう。
「この500円玉サイズの『iPod』に百数十曲が入っているなんて、ロマンあるよな」
そうコメントを添えて1枚の写真をXに投稿したのは、ドラノア(@Doranoa_)さん。
『iPod』は、アメリカのApple Computer社(現:Apple社)が2001年から販売を開始した、携帯型音楽プレーヤーです。
シリーズ最終モデルとなった第7世代の『iPod touch』が発売されたのは、2019年。そこから3年、2022年にApple社より『iPod』シリーズの製造・販売終了が発表されると、幕引きに惜しむ声が続出しました。
そんな平成を彩ってきた『iPod』を、ドラノアさんは今でも複数持ちで愛用しているとか。
誰もがその小ささに驚愕するであろう『iPod』の姿が、こちらです!
ものすごく小さい!
百数十曲を超える楽曲が内蔵されていることを疑ってしまうほど、コンパクトなサイズですね。
こちらは、第4世代の『iPod shuffle』。シンプルかつスタイリッシュなデザインで、ポケットなどに入れて持ち運んでいるだけで、気分が上がりそうです!
ドラノアさんによると、購入したのはおよそ3~4年前。ほかの『iPod』の充電がない際に代わりに持ち歩き、使用することもあったといいます。
ドラノアさんの『iPod shuffle』には13万件を超える『いいね』とともに、懐かしむ声が多数寄せられました。
・最近見なくなっちゃったもんなあ…。これは今見ても最強にカッコいいですよね!
・『iPod shuffle』めっちゃ懐かしい!今見ると、デザインがシンプルで洗練されてますね。
・マジで『iPod』復活してくれ…。スマホ的な要素はいらないから。
中には「うちの初代『iPod shuffle』も、まだまだ元気です」などというコメントも。
ドラノアさんと同様、今なお『iPod』シリーズに愛を注いでいる人は数多くいるのでしょう。
また、ドラノアさんに『iPod』で音楽を視聴するよさについて尋ねると、こう明かしてくれました。
今の時代、音楽の聴き方はサブスクが主流になっています。
そんな中、私は『8cmCD』に収められた曲や1980~90年代の楽曲ばかりが好きで、サブスクに追加されていない楽曲が多いんです。
そのため、パソコンにCDをインポートし、『iPod』に移して聴くことが、楽しく魅力的に感じています。
ドラノアさんのいう通り、サブスクではたくさんの楽曲を聴けるものの、すべては網羅できないのが事実です。
中には「CDを直接手に取って自分たちの音楽を楽しんでもらいたい」という思いから、あえてサブスクでの楽曲配信に乗り出さないアーティストも。
漏れなく好きなアーティストの楽曲を聴くために、CDを手に取って楽曲をインポートし、音楽視聴に特化したプレイヤーを用いて楽しむ行為は、理にかなったものだといえるでしょう。
時代が変化し、今以上にサブスクの音楽配信サービスが主流の世の中になろうとも、携帯型音楽プレーヤーならではのよさは忘れずにいたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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