ケトルに残った『お湯』は放置しないで! 象印の注意喚起に「すぐ捨てます」

火を使うことなく、すぐにお湯を沸かせる電気ケトル。ご家庭で使っている人も多いのではないでしょうか。
忙しい時など大活躍の電気ケトルですが、中に残ったお湯をどうするべきか迷いませんか。
『象印』の公式サイトでは、電気ケトルに残ったお湯の扱い方について注意を呼びかけています。
電気ケトルに残ったお湯、捨てるのはもったいないからそのままにしておきたいところです。しかし、象印の公式サイトでは電気ケトルのお湯は毎日捨てるよう注意を呼びかけています。
1日1回は、残り湯をすててください。
残り湯をすてないと水アカ付着の原因となり、湯沸かし中の音が大きくなります。
象印 ーより引用
残り湯をそのままにしておくと電気ケトルに水アカが付きやすくなってしまうのだそう。
水アカとは、水の中に含まれるカルシウムなどのミネラル分が内容器に付着したもの。電気ケトルの内容器に乳白色のザラザラしたものや白い斑点が付いていたら、それが水アカです。
水アカは有害ではありませんが、放置することで湯沸かし中の音が大きくなったりお湯に臭いが付いたりしてしまうこともあるのだそう。
お手入れの手間をなるべく避けるためにも、水アカが付かないようにしたいもの。残り湯は1日に1回捨てるよう心がけましょう。
水アカ汚れを蓄積させないためにも、普段のこまめなお手入れは行っておきたいですね。
まず、電気ケトルの本体を柔らかい布で拭きます。注ぎ口カバーのような壊れやすい部分は取り扱いに気を付けながら拭くようにしましょう。
注ぎ口のフィルターは水洗いをし、電気ケトル本体内部は水でよくすすぎます。なおこの際、電気ケトル本体と電源プレートを濡らさないよう注意して行ってください。
最後にフィルターが乾いたら注ぎ口にセットして完了です。
水アカはアルカリ性の性質を持っているので、酸性の性質を持つ『クエン酸』を水アカのお手入れに使用してみましょう。
電気ケトルに満水量まで水を入れ、クエン酸を15g程度入れてかき混ぜます。ふたを閉めて沸騰させてから約1時間放置します。その後にお湯を捨てて最後に水ですすげば終了です。
電気ケトルに残ったお湯は放置せずに捨てて、水アカ汚れを防いでいきましょう。便利な電気ケトルを心地よく使うためにも、普段のお手入れを大切にしたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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