梅雨入りの沖縄・奄美 いきなりの大雨 土砂災害・低地の浸水・川の増水など十分注意

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今日21日(火)、沖縄・奄美地方で梅雨入りの発表がありました。すでに大雨となっている地域もありますが、沖縄・奄美地方では、この先しばらくは雨の降りやすい天気が続き、大雨の範囲が拡大する恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意が必要です。
宮古島 6時間で5月の平年雨量を超える

宮古島地方では、21日の未明から明け方にかけて猛烈な雨が降るなど、短時間で記録的な大雨となっています。午前5時50分までの6時間雨量は、宮古島市で250.0ミリ、鏡原(宮古空港)で258.0ミリとなり、6時間雨量の観測史上1位を更新しました(通年)。5月1か月の平年降水量は、宮古島市では222.3ミリ、鏡原(宮古空港)では199.4ミリということで、ともにたった6時間で平年5月1か月の降水量を軽く上回ったことになります。12:30現在も、宮古島市には大雨警報が発表されており、夕方まで土砂災害に警戒が必要です。※統計開始年宮古島…1977年鏡原(宮古空港)…2003年
23日(木)ごろを中心に前線の活動が活発化

梅雨前線はこのあとゆっくりと北上し、23日(木)は前線上の東シナ海に低気圧が発生するでしょう。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になる見込みです。沖縄・奄美地方では、この先しばらくは梅雨空が続き、23日(木)ごろを中心にさらに大雨となる恐れがあります。大気の状態が非常に不安定になるため、局地的にカミナリを伴って激しく降るでしょう。最新の予想では、今後3日間でさらに200ミリ程度の雨が降る恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に十分ご注意ください。

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