サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は3月30日、ホームで柏レイソルと対戦しました。
春の日差しが差し込み、2万人を超える観客が訪れた30日のホーム戦。
【齋藤正昂アナウンサー】
「3連戦の1本目、今節はスタメン3人を入れ替えて臨みます」
次節が中3日で控える中、アルビはここまで勝ち点7で並び、順位が一つ下の柏と対戦しました。
【実況】
「負けられない戦い。てっぺんを目指して、今シーズンホーム第2戦開始のホイッスルが鳴りました」
すると、開始早々アルビが仕掛けます。
【実況】
「オープニングシュートを放っていきました。思い切った攻撃をまずは堀米が見せます」
さらに右サイドから切り込んだ藤原の折り返しにまたも堀米の左足。キャプテン5年目の堀米が積極的に狙いますが、前半に打てたシュートはこの2本のみ。
前半15分には、マテウスサヴィオのクロスを木下に押し込まれ先制を許してしまいます。
その後もハイプレスを敷き、連動した守備からカウンターを仕掛ける柏。しかし、新潟の守護神・小島が鋭い反応でビッグセーブを連発。
【実況】
「低いボールシュート!しかし、抑えています。スーパーセーブ!」
相手に追加点を与えません。
そして、この試合が今季初スタメンで初出場となったチームのムードメーカーが漂っていた嫌なムードをかき消します。
後半12分にコーナーキックを獲得したアルビ。高木のクロスは相手に弾かれますが…
【実況】
「もう一度クロス。決まったー!同点!千葉がやってくれました!」
追いつかれた柏は勝ち越しを狙い、さらなる猛攻を仕掛けますが、ここも小島が固い守備を見せます。
【松橋力蔵 監督】
「われわれには小島という本当に素晴らしいゴールキーパーがいる。最後、そこで止めてくれるという回数が非常に多かったと思う」
この奮闘に得点で応えたいところでしたが…
【実況】
「長谷川、そしてファーには松田も待っています。シュート!クロスバーの上でした」
試合終盤にかけて再三チャンスをつくったものの、これを生かすことができず。試合は1-1の引き分けとなり、ホームでの試合連勝とはなりませんでした。
【小島亨介 選手】
「シュートストップに関しては、いい準備から、シュートを打たれる際には色んな予測と駆け引きというのがうまくいったし、反応というところもよかったのかなと思う」
【松橋力蔵 監督】
「最後、決めきれるチャンスはいくつかあったので、そこを仕留めなければ、あと2つ落としていたポイントを勝ち取ることはできないのかなと。そこはまたしっかりと突き詰めていければいいなと思う」
アルビは勝ち点8で7位をキープしています。
次節は4月3日、アウェーで今シーズンJ1に復帰した磐田と対戦します。