沖縄市にある自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「豆ポレポレ」代表の仲村良行さん(45)が、昨年11月に台湾であった焙煎の世界大会「ワールドコーヒーロースティングチャンピオンシップ2023」で4位入賞を果たした。翌12月には二つの国際大会で入賞。世界的に技術や味が評価された。1月19日、仲村さんが沖縄市役所に桑江朝千夫市長を訪ねて報告した。(中部報道部・屋宜菜々子) 仲村さんは全国大会の「ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ2022」で優勝し、日本代表に選ばれた。2018年の世界大会で2位の実績があり、今回は優勝を目指して臨んだ。 主催者が準備した機械や原料を使って焙煎技術を競うため、短時間で機械や豆の特徴を理解して調整する知識や技術が必要となる。台北市の会場では、23カ国の代表がレベルの高い争いを繰り広げた。 仲村さんは味などが評価されて4位に入り、表彰台に上った。優勝したインドネシアの出場者は、仲村さんが取り入れていないユニークな手法を用いていたという。 「まだまだ探るべきことがあると実感した大会だった」と振り返り、「もうひと踏ん張りだった」と悔しさもにじませた。 昨年12月に出場した台中市での「台湾国際焙煎大会2023」では2位となり、その後バンコクでの「タイランド コーヒーフェスト2023」でも3位に入賞した。 「トライアンドエラーを繰り返し、よりおいしいコーヒーを目指す」と意気込んだ。今後も世界チャンピオンを目指し続ける。コーヒー焙煎大会で世界4位! 沖縄市の「豆ポレポレ」 技術や…の画像はこちら >>