「仕事の満足度」は40代で底を打ち、60代で再び回復する-就業者10万人調査で判明

パーソルホールディングスは1月25日、「各年代の仕事満足度」に関する調査の結果を発表した。同調査は3月、15歳~69歳の男女で、本業または副業ではたらいている10万人を対象に、インターネットで実施した。

現在の仕事にどの程度満足しているか尋ねたところ、「満足」と答えた割合が最も多いのは10代(68.0%)、最も少なかった年代は40代(44.4%)だった。しかし、50代、60代になると、再び満足度は上昇している。

仕事の内容に興味が持てることに対して、「満足」と答えた割合が最も少なかった年代は40代(45.6%)だった。一方で、「満足」と答えた割合が最も高かったのは10代(63.2%)、次いで60代(57.0%)だった。

仕事の裁量(自分に任されている範囲)に対する満足度では、「満足」と答えた割合が最も少なかった年代は40代(47.1%)で、最も高い年代は10代(67.0%)だった。

忙しさが適切であることについて、「満足」と答えた割合が最も少なかった年代は30代と40代(各40.8%)だった。

「経験・能力が活かせる仕事があること」について、「満足」と答えた割合が最も少なかったのは40代(42.8%)だった。「満足」と答えた割合が最も高かったのは60代(56.5%)となっている。

「自分のキャリア・方向性と合った仕事ができること」について、「満足」と答えた割合が最も少なかったのは40代(34.7%)、「満足」と答えた割合が最も高かったのは10代(53.4%)だった。

今回の調査では、すべての設問において、「満足」と答えた割合は若年層が高く、ミドル層になるにつれて低下し、シニア層になると再び回復する傾向が見られた。

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