【J1】“新潟史上最高”へ!J2主力級選手たちの加入・GKは激しいポジション争いへ…2025シーズン本格始動!宮崎キャンプへ出発「全員ゼロから見ていきたい」

今シーズンをスタートさせたばかりのサッカー・アルビレックス新潟。『新潟史上最高』を目指す新体制についてお伝えします。
昨シーズン、クラブ史上初のルヴァンカップ準優勝を果たし、「今年こそ…」と期待が高まる中、松橋前監督がクラブを去り、注目された後任人事。そこで白羽の矢が立ったのが、J2水戸のコーチを務めていた樹森大介さんです。長年、育成年代の指導にあたり、「選手の育成に強みがある」と話す一方、トップチームの監督は未経験ですが…【樹森大介 監督】「新潟のスタイルだったら、僕もこのままの形でやっていけるな、それ+α自分の色を出してやっていけば、さらによくなるのではないかなという思いもあったので決断できた」ボールを支配するスタイルのアルビのサッカーが決め手の一つとなり監督に就任。そして、新体制が始動した1月9日には。【樹森大介 監督】「午前中のミーティングで目標を選手たちに伝えた。具体的に言うと、『新潟史上最高へ』という言葉をかけた」2007年のJ1・6位や去年のルヴァンカップ準優勝を上回る成績を目指すと宣言。会見には新たに加入する8人の選手も出席しました。
【J2藤枝から完全移籍加入 新井泰貴 選手】「J1にチャレンジできる機会をいただいたので挑戦したいと思った」【J2山口から完全移籍加入 若月大和 選手】「自分自身J1で戦いたいという思いもあり決めた」【昨季はJ2水戸でプレー 落合陸 選手】「新潟というクラブでしっかりJ1に挑戦して、自分のプレーを示したいと思って決めた」移籍加入選手5人は昨シーズンJ2でプレーしていましたが、それぞれのチームの主力級ばかりです。特に徳島から加入したDFの森選手は全38試合に出場し、そのうち37試合でフル出場。失点数59と、リーグ5番目の多さだったアルビの守備改善に期待がかかります。【J2徳島より完全移籍加入 森昴大 選手】「組織で守るという中で、自分がリーダーシップをとってやるくらいの気持ちでやっていけば失点も少なくなると思うし、そこを新潟で発揮できれば」このほか、最終ラインでは昨シーズン特別指定選手として大学生ながらJ1のピッチを踏んでいる稲村選手が正式加入。全日本大学サッカー選手権大会でも優勝し、波に乗るルーキーが背番号『3』を背負うことに!【稲村隼翔 選手】「過去に千葉さんがつけていた番号だったり、昨シーズンまではトーマスデン選手がつけていた。選手としても、人としても愛される選手だなと思っているし、自分もそういう選手になりたいと思ってつけさせてもらった」
そして、1月11日に開催された激励会には約1400人のサポーターが参加。中でも会場を沸かせたのが…【J2熊本より完全移籍加入 田代琉我 選手】「初めまして、ロアッソ熊本から加入した田代琉我です。自分のためにこんなに集まってもらって、本当にありがとうございます。すみません、1年目からセンターいただけるなんて思ってなくて」熊本から完全移籍で加入した田代選手です。チームのムードメーカーとしてだけでなく、新たな守護神候補として名乗りをあげます。主力2人が抜け、激しいポジション争いが予想されるゴールキーパー。3年間の期限付き移籍の間に世代別代表にも選ばれたキーパーの藤田選手も復帰しています。【J2千葉への期限付き移籍から復帰 藤田和輝 選手】「サポーターの皆さんの熱い応援がこのチームの支えになっていると思うので、今年も一年間、強くサポートをお願いします」新加入・復帰組に加え、昨シーズンチーム最多の出場時間を誇るサイドバック藤原選手やチーム最多得点を挙げた谷口選手などが残ったアルビ。総勢32人で『新潟史上最高』を目指します。【サポーター】「新体制になってメンバーの入れ替えが多かったので、シーズンが始まるのがよりいっそう楽しみになった」【サポーター】「新潟史上最高を目指して、我々も史上最高の応援をする。頑張れアルビレックス!」
そして、1月13日朝。【齋藤正昂アナウンサー】「午前6時すぎの新潟駅。早朝にもかかわらず、続々とアルビレックス新潟の選手たちが集まってきました」チームは宮崎でのキャンプに向け新潟を出発。昨シーズンJ2藤枝で16得点を挙げ、最優秀ゴール賞も受賞した矢村選手は開幕スタメンを狙います。【J2藤枝への期限付き移籍から復帰 矢村健 選手】「ゴール前のシュートやゴールへの貪欲さというところでは、誰にも負けてはいけないと思っている」【樹森大介 監督】「フラットな目で全員をゼロから見ていきたいと思うし、キャンプ地が変わるごとにチームづくりをどんどん強化していきたいと考えている」宮崎での1次・2次キャンプは2月1日まで行われ、2月5日からはキャンプ地を高知に移し、開幕に備えます。

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