藤井聡太七冠(22)と羽生善治九段(54)。将棋界のレジェンドが8日、野球の聖地で対局。日本将棋連盟と阪神甲子園球場。どちらもことし100周年、ということで、異例のタッグが実現です。
「私はバット持っても飛ばせない」藤井聡太七冠 甲子園で羽生善…の画像はこちら >>
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(藤井聡太七冠)「100年に一度の対局なので大変緊張しました」(羽生善治九段)「こういう場所で対局できる機会はめったにないこと」
舞台はグラウンドが一望できる貴賓室。持ち時間それぞれ30分の早指し戦は、バックスクリーンの電光掲示板に映し出され、約3800人の観客が見守ります。
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記念すべき対局は、羽生九段が120手で勝ちました。(藤井聡太七冠)「特別なすばらしい舞台で対局をさせていただいて、本当にいい経験になった。羽生九段の強さを改めて身にしみて感じるような形になったが、とても勉強になった」
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特設ステージでは大盤解説会も。普段の対局とはだいぶ様子が違うようですが…甲子園球場ならではの体験も。(谷川浩司十七世名人)「“かっ飛ばせ藤井”でどうですか?」(藤井七冠)「フフフ」(観客)「かっ飛ばせ~!藤井!」(観客)「かっ飛ばせ~!羽生!」静かな対局から一転、観客席から大声援の「かっとばせコール」です!
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(羽生九段)「非常に新鮮な経験でした。野球選手はこういう気持ちなのだなと実感することができました」
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(藤井七冠)Q「かっ飛ばせ」と応援されたことはある?「いや、全く初めてで、最後に甲子園らしい応援をいただいて、こちらも温かい気持ちになりました」Q打席に立ちたい気持ちになった?(藤井七冠)「ハハハ。私はバットを持っても飛ばせないと思う。これからの期待を込めて(エール)ということでもあったので、それに応えられるようしっかり頑張っていきたい」
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観客の声援を浴びた藤井七冠。次の対局は11日から鹿児島県指宿市で行われる竜王戦第6局です。王手をかけて臨む対局、4連覇に向けて、かっ飛ばせ!