新潟市で、地魚のおいしさを知ってもらい、消費促進などにつなげようと、寿司の握り方講座が開かれました。
【せかい鮨 吉沢俊哉 代表取締役】
「小手返しと言って、反対側に一回転させて、両サイド、上下…」
12月9日、新潟市中央区で開かれたのは、『新潟のすし講座』。
地魚のおいしさなどを知ってもらい、消費促進につなげようと、新潟魚食普及の会が主催し、県内に住む18人が参加しました。
講師の説明を受けながら、参加者たちも寿司を握ってみますが…
【参加者】
「形を整えるのが、どうやったらいいかよく分からない」
【参加者】
「プロの技なんだなと、難しいなと。奥が深い」
皆さん、しゃりの握り方に最も苦戦していました。記者も挑戦しますが…
【記者リポート】
「まず、どのくらいの量を握ったらいいのか感覚が分からないのと、ふっくらとした感じを保ちながら形を整えていくのが本当に難しいです。職人技です」
お手本とは、ほど遠い形に。それでも参加者たちは互いに手順を確認しあいながら、県産の寒ブリなどの寿司を握っていました。
【参加者】
「こういうふうに握るのかと、なるほどなと納得した。お正月に家族に振る舞いたい」
【参加者】
「おもしろかったけど難しかった。こういうふうに作っているんだと初めて知ったので、今度、寿司屋さんに行ったら、しゃりを見てみようと思う」
【せかい鮨 吉沢俊哉 代表取締役】
「おいしい新潟の魚、特に白身魚を、これを機会に召し上がっていただけたら」
新潟魚食普及の会は、今後もこうした取り組みを続けていきたいとしています。