ついに軍艦出した! 中国フリゲートが比巡視船に対して危険行為 怒りの動画公開

南シナ海では領有権を巡って緊張が続いています。
フィリピン政府は2024年12月4日、沿岸警備隊と漁業水産資源局の船舶が南シナ海のバホ・デ・マシンロック(中国名、黄岩島)周辺の海域で中国海警局の巡視船から攻撃を受けたと発表しました。
具体的には、中国海警局の巡視船が放水を2回行い、さらに右舷側からの体当たりまでしてきたとのこと。ほかにも中国海軍のフリゲート(艦番号500)による妨害や追跡、危険な操縦に遭ったと明記しています。
これに対し、フィリピン政府は管轄海域内の漁師の権利と安全を守るため、そして南シナ海における自国の国益を守るために引き続き警戒を続けるとしています。
ついに軍艦出した! 中国フリゲートが比巡視船に対して危険行為…の画像はこちら >>フィリピン沿岸警備隊の巡視船(左下)に放水する中国海警局の巡視船(画像:フィリピン沿岸警備隊)。
一方、中国政府は南シナ海の南沙諸島(英名、スプラトリー諸島)とその周辺海域は中国領であり、同海域における中国の法執行活動は完全に合法かつ正当なものだと主張しています。 そのため、中国がフィリピン漁船に「嫌がらせ」を加えているというフィリピンのの主張は虚偽で受け入れられないと明言しています。
なお、フィリピン政府は別動画で、自国漁船に対し低空でホバリングを行うなど「嫌がらせ飛行」する中国海軍のヘリコプターの動画も新たに公開しています。

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