冬場になると、家族や友人と鍋料理を楽しむ人もいるでしょう。
その際に頼りになるのが、カセットコンロです。災害時の非常用やキャンプなどでも使えるので、便利ですよね。
あなたは、カセットコンロに使用期限があるのはご存じでしょうか。
2024年12月5日、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のXアカウントは、カセットコンロについて、以下のような呼び掛けをしています。
【注意】カセットコンロにも推奨される使用期限があります。カセットコンロ10年、ボンベ7年です。未使用でもガス漏れを防ぐゴム製部品の劣化で火災に繋がることがあるそうです。底面に記載された製造年月日をチェックしていざという時に安全に使用できるようにしましょう。
警視庁によると、一般的にカセットコンロの使用期限は約10年、ガスボンベは約7年とされています。
未使用だとしても、ガス漏れを防ぐためのゴム製の部品が経年劣化し、火災などの事故を起こす可能性があるとか。
記載されている製造年月日を確認し、使用の有無に関わらず、使用期限を守るようにしましょう。
なお、ガスボンベを廃棄する際は、スプレー缶と同様に、ガスを使い切るか、もしくは完全に出しきってから捨ててください。
ガスが残ったままだと、火災や爆発の原因となるため十分な注意が必要です。
また、缶に穴を開けるべきかどうかなど、廃棄方法については必ず自治体の指示に従いましょう。
警視庁の投稿には「知らなかった。気を付ける」「そうなんだ…確認しよう」などのコメントが寄せられました。
カセットコンロ本体に使用期限があるとは、知らなかった人も多いようですね。
災害用として保管しているものでも、一度、使用期限に目を通しておきましょう!
[文・構成/grape編集部]