人間の身体の中を舞台に繰り広げられる、斬新かつユニークな設定が話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』。
国内だけでなく世界中で注目されている作品を実写化した映画『はたらく細胞』が、2024年12月13日にいよいよ公開します。
同月4日、東京都千代田区にある『丸の内ピカデリー』で、映画『はたらく細胞』の完成披露試写会が開催されました。
豪華キャストや監督を務めた武内英樹さんが登場し、映画の撮影秘話などのトークを繰り広げました。
体内と人間界という2つの世界が描かれている、映画『はたらく細胞』。
永野芽郁さんは赤血球、佐藤健さんは白血球(好中球)など、俳優たちが擬人化された細胞を個性的に演じていることで話題になっています。
その中で、唯一まだ役名を明かされていないのが、Fukaseさん。
4人組バンド『SEKAI NO OWARI』として活動しながら、2021年に公開された映画『キャラクター』で連続殺人犯役を演じるなど、俳優としても活動しています。
二度目の映画出演となる同作で、『謎に包まれた、細胞たち最大の敵』を演じたFukaseさんは…。
なぜだか、悪役しかオファーが来ないんですけど。
でも、今回は『ただの悪人』というわけじゃないので。そこがうまく表現できているかなと思っています。
前作に続いて『悪役』が続いたことについて、苦笑いしつつも、手ごたえを感じている様子です。
そんなFukaseさんは、同作で佐藤さんとのバトルシーンに挑んだのだとか。
数多くの映画やドラマでアクションシーンを経験してきた、佐藤さんと戦う中で『ある思い』が芽生えたようで…。
アクションや、健くんとバチバチに戦うシーンが結構あって。ガッと掴みかかるシーンがあるんですけど、健くんが「そんなに手加減しなくていい。そういうのは映像に映っちゃうから」って。
何回やっても、健くんは「もっと来ていい」っていうわけですよ。「もっと来いよ!」みたいな感じで。だから「もういいや!」って思いながらやったわけですよ。
劇中では敵対する役どころの2人ですが、現場ではアクションに慣れていないFukaseさんを佐藤さんがサポートする場面もあったそうです。
体内という難しい設定でも、俳優たちは役に徹し、協力しながら作品を作り上げていったことが分かりますね。
前人未踏の『極小の世界』を実写化した映画『はたらく細胞』。
どんな世界が描かれているのかが楽しみになりますね!
清水/講談社 原田重光・初屋一生・清水茜/講談社 2024 映画「はたらく細胞」製作委員会
[文・構成/grape編集部]