東京電力が柏崎刈羽原発6号機で燃料装荷の計画 柏崎市・桜井雅浩市長「違和感ない」

柏崎刈羽原発6号機について核燃料を原子炉に入れる燃料装荷を来年6月に行う計画を示した東京電力。柏崎市の桜井雅浩市長は4日の会見で燃料装荷のタイミングについて「違和感はない」と話しました。

柏崎刈羽原発7号機の再稼働について容認する考えを示している柏崎市の桜井雅浩市長。こうした中、東京電力は11月の会見で6号機の燃料装荷を来年6月10日に行う計画を発表しました。

【東京電力・柏崎刈羽原発 稲垣武之所長】
「東日本全体における電力供給の安定化に6・7号機一体となって貢献してまいりたい」

これに対し、桜井市長は…

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「東京電力が順次準備を進めてきた結果なので特段に違和感はない」

燃料装荷を行うタイミングについて「違和感はない」としました。

東京電力が6号機の再稼働に向けて準備を進める一方で、再稼働の前提となる地元同意については先行きが見通せない状況が続いています。

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「順番で進んできていて7号機が最初なので、まず7号機の問題の決着をつけてもらいたい」

桜井市長は、東京電力に対し、まずは7号機の再稼働に向けて態度を明らかにしていない県の同意を得ることに注力するよう求めました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする