ハンドメイド界隈には、人一倍の熱意をもって、制作に取り組む人たちがいます。
X上では、工夫をこらした自信作を投稿する流れがたびたび発生し、盛り上がりを見せている様子。
かぎ針編み作家であるアトリエユーフォ(@bon_66)さんの作品も、注目を集めました。
「首が揺れる赤べこを手編みしようなンて物好きな奴ァ、俺くらいのもンさ」
そんなコメントと一緒に、1本の動画をXに投稿したアトリエユーフォさん。
赤べことは、福島県会津地方の民芸品で、よく土産として販売されています。
和紙製の張り子で、ウシがデフォルメされた丸い形と、ゆるい表情が特徴的ですよね。
そんな赤べこを、手編みで作るというのですが、平面ではありません。驚きの完成品を、動画でご覧ください。
#我こそは変態だと思う作品を晒そうぜ ...............首が揺れる赤べこを手編みしようなンて物好きな奴ァ俺くらいのもンさ pic.twitter.com/9PUHFAWvFs
立体の赤べこの首が、張り子と同じく、ゆらゆらと動いているではありませんか!
アトリエユーフォさんによると、赤べこの胴体内部は空洞になっており、編み地が二重になっているからこそ、形が崩れにくいとのこと。
頭のパーツは吊ってあるため動くそうです。
「バランスの調整が難しかった」という赤べこに、称賛の声が相次ぎました。
・赤べこ、手編みになっても超かわいいな。
・センスがいい。上向き加減が最高ですね。
・発想に脱帽です。
なお、赤べこの制作は、今回が初めてではありません。
1個目は、祖母にプレゼントをするために編んだのでした。
初期のデザインと見比べると、バージョンアップされていることが分かりますね!
最新の赤べこの頭に追加された物について、アトリエユーフォさんは次のように説明しています。
どうしても『ヘッドホンべこ』を編んでみたくて、今回新たに制作しました。
ヘッドホンのデザインが、図らずもDJのような派手な見た目になったので『DJ赤べこ』と命名しました。
全体の色味は、前回よりシックなものに変更しています。
赤べこは縁起物のため、贈り物にピッタリ。
柔らかで、手編みの温かさが感じられる赤べこが欲しくなった人向けに、アトリエユーフォさんはオークション形式で販売しています。
終了日時は2024年12月6日19時59分。興味がある人は、覗いてみてはいかがでしょうか。
「DJ赤べこ」をヤフーオークションに出品しました!!ぜひぜひご入札くださいませ♂ 「DJ赤べこ」ハンドメイド あみぐるみ作品 手編み かぎ針編み 民芸品 首揺れます https://t.co/kRMD9bAbY2
[文・構成/grape編集部]