水道水から高水準のPFAS検出 来年度から「県営水道の水を混ぜて濃度薄める」対策 大村秀章知事が方針示す 愛知・岩倉市

愛知県岩倉市の水道水に、人体に有害な可能性が指摘されているPFASが検出された問題で、県は来年度から県営水道の水道水を供給すると発表しました。
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(愛知県 大村秀章知事)「県営水道を増やせば問題解決ということで、一生懸命工事をやっている。」岩倉市では、ことし5月から9月にかけて国が全国の水道で行った調査の結果、水道に地下水を使っている一部の地域で、暫定目標値に近い1リットルあたり49ナノグラムのPFASが検出されました。
これについて愛知県の大村知事は3日の定例会見で、高い数値が検出された地域の水道水に県営水道の水を混ぜることでPFASの濃度を薄める方針を明らかにしました。工事は12月に始まる予定で、来年度からは対策済みの水を供給できる見通しだということです。

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