訪問営業で「屋根の修理が必要」→クーリングオフなし 沖縄県警、特商法違反疑いで男を逮捕 県内で相談20件超

屋根の修理工事の契約を結ぶ際にクーリングオフの記載がない書面を渡したとして、沖縄県警豊見城署と県警生活保安課は28日、豊見城市の自称塗装工の容疑者の男(22)を特定商取引法違反(不備書面交付)容疑で逮捕した。認否を明らかにしていない。逮捕容疑は昨年12月23日、共謀の上、豊見城市の30代男性が住む民家の屋根修理の契約を結んだ際、クーリングオフ制度の記載がない書面を交付した疑い。
県警によると容疑者は契約日の数日前に「桜工業」の職員を名乗り、「屋根の修理が必要」などと訪問営業し、年末に工事を終えた。修理の出来に不満を持った男性が容疑者に連絡したが、つながらなかったという。県警は共犯者や営業実態についても調べる方針。
今年に入り、屋根の工事に関する相談が20件以上寄せられている。県警は「突然の訪問業者は家の中に入れず、不審に思ったらすぐに警察に通報して」と呼びかけている。訪問営業で「屋根の修理が必要」→クーリングオフなし 沖縄県警…の画像はこちら >>

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