「肉まんを温める時は…」 消防局の『注意喚起』に驚き

調理や惣菜の温めなど、気軽に使える電子レンジ。あなたは毎日使っていますか。
「ボタンを押して待つだけ。その間は、ほったらかしでOK!」…なんて思っていると、危ないかもしれません。
2024年11月、大阪市消防局が、電子レンジの危険性について、Facebookで注意喚起を行いました。
投稿されたのは、電子レンジを使用した、実験動画です。
電子レンジにさまざまな食材を入れて、加熱するのですが…その実験結果にヒヤッとさせられます!
まず、電子レンジで温めることが多い、肉まんで実験。肉まんに軽く水をふくませた後、ラップをした状態と、ラップなしの状態でそれぞれ加熱します。
6分以上加熱したところで、ラップなしの肉まんが発火。ラップありの肉まんも、7分以上加熱を続けると、火が出てしまったのです。
ラップの有無に関わらず、加熱時間が長すぎると、いずれも火災の恐れがあると判明しました。
動画では、ほかにもサツマイモや、アルミホイルを電子レンジに入れて実験。使い方を誤ると、危険をまねく結果になると分かったのです。
大阪市消防局は、電子レンジを使用するときの注意点をまとめています。
・食材を加熱しすぎない。
・アルミホイルを入れない。
・庫内をきれいに掃除する。
アルミホイルを電子レンジで加熱した場合、庫内の壁面や底面、扉に接触すると、火花を発生させてしまうことがあります。
加熱中に火花が出た場合は、使用を中止し、販売店やメーカーの修理窓口に、点検や修理を依頼したほうがよいかもしれません。
また、庫内に汚れがあると、汚れに電波が集中し、発火してしまう恐れも…。
万が一、発火した場合は、扉を開けずに電気プラグを抜き、火が収まるまで待つのがよいそうです。
うっかり火事を起こさないよう、電子レンジは清潔に、安全に使いましょう!
[文・構成/grape編集部]

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