新潟県内トップを切って湯沢町のスキー場が27日にオープンし、心待ちにしていたスキーヤーたちが新雪を楽しんでいます。
27日に県内トップを切って今シーズンの営業を開始した湯沢町のかぐらスキー場。
全部で30コースあるうちのメインゲレンデがオープンし、県内や県外からスキー客が訪れていました。
【かぐらスキー場スキー営業 原沢和人チーフマネージャー】
「きょう県内トップを切ってスキー場をオープンした。従業員みんなほっとしている」
朝は小雨が降っていましたが、11月18日から19日にかけて降った雪に加え、人工降雪機も稼働させ、メインゲレンデには約30cmの雪が積もっています。
予定より4日遅れでのオープンとなりましたが、訪れた人たちは今季の初滑りを満喫していました。
【スキー客】
「やっとスキーシーズンに入ったなという感じ。いつも100回くらい行くかなとか言いながら70~80回なので、今年は100回を目指しちゃおうかなと」
【スキー客】
「意外と良かった。最初にしてはガリガリじゃないし、向こうの斜面を降りるとかいろいろなコースがあるので行きたい」
【かぐらスキー場スキー営業 原沢和人チーフマネージャー】
「ロングシーズンで楽しめるが、その時期ごとに雪質やコースのバリエーションもあるので、オールシーズンで楽しめるスキー場。多くのお客様のご来場をお待ちしている」
かぐらスキー場は来年5月まで営業する予定で、利用客は約25万人を見込んでいます。一方、県内は土曜日にかけて荒れた天気になる見込みです。
28日午後6時までの24時間に降る雨の量は、下越で最大80ミリ。波の高さは下越と佐渡で5メートルなどと予想されています。
新潟地方気象台は、県内では28日未明から30日にかけて大雨による土砂災害に。下越と佐渡では29日まで高波に注意・警戒を呼びかけています。