人権問題について考えてもらおうと、新潟県が企画したCMコンテストの受賞作品が発表され、最優秀賞を受賞した生徒が作品への思いを語りました。
11月26日、県庁で行われた『人権CMストーリーコンテスト』の表彰式。
コンテストでは県内の小・中学生や高校生などに人権啓発CMのアイデアを募集していて、4回目の今年は78点の応募がありました。
最優秀賞には、新潟デザイン専門学校の小林凪さんの作品『広めよう、言葉のチクッより言葉のぎゅっ』が選ばれました。
〈CM〉
「チクッじゃなくて、ぎゅっが大切。その一言に、優しさありますか」
【新潟デザイン専門学校 小林凪さん】
「暗い印象にならないよう、明るく温かい雰囲気になるよう制作した」
CMに登場するすべてのキャラクターのデザインを手がけた小林さん。
SNS上での誹謗中傷が相次ぐ中、その発言は実際の言葉のように人を傷つけるものであり、優しさを持ったSNSの利用を訴えかけています。
【新潟デザイン専門学校 小林凪さん】
「私たちが生きていく中で、必要不可欠になるスマホやSNS。インターネットを使う上で、チクチク言葉ではなく、ふわふわ言葉を使い、優しいインターネットにしていただきたい」
小林さんの作品は12月1日~10日までテレビCMで放送され11月29日からは県公式YouTubeチャンネルでも配信されます。