秋から冬にかけてよく見かける、くっつき虫。くっつき虫といっても虫ではなく、人の服や動物の毛に付いて種子や果実を広げようとする植物のことをいいます。
実はさまざまな種類があり、呼び方も地方によって異なるようです。我が家の近所に自生しているくっつき虫は、『アレチヌスビトハギ』という種類のマメ科の植物。
服や靴にびっしりと、くっつき虫を付けて帰宅した子供の姿に、思わず絶句する親は多いでしょう。
筆者の息子もわんぱくすぎて、そんな光景は日常茶飯事…。「一体どこを歩いたらこうなるの…」と肩を落としています。
くっつき虫が服に付いたままでは洗濯機に入れられませんし、手で一つひとつ取り除くのも骨の折れる作業です。
そこで、本記事ではくっつき虫を簡単に取る方法を紹介します!
しつこいくっつき虫を簡単に取るためのグッズは、不織布のマスク!衛生面を考慮し、家に余っていた新品のものを使います。
不織布マスクで、くっつき虫が付いた服の表面をふき取るようになでていきます。
スーッとなでただけで、マスクにくっつき虫が移動しました!
不織布のマスクは、一般的な服よりも表面がざらざらしており、このざらざらした繊維にくっつき虫がうまく絡まったようです。
ひもやデコボコが多い靴も、同じようにマスクでなでていきます。
あんなにびっしりとくっ付いていて、指でも取りづらいくっつき虫が、あっという間にきれいになりました!
全身についたくっつき虫を一つひとつ手作業で取ろうと思うと、かなり時間がかかりますが、マスクなら一気に広範囲のくっつき虫を取り除けますね。
筆者はこの方法を知ってから、子供がくっつき虫だらけで帰ってきても怒ったり、イライラしたりせず、笑って掃除できるようになりました。
面白いほど簡単に取れるので、もしもくっつき虫が服に付いてしまった場合は試してみてください!
[文/キジカク・構成/grape編集部]