「めちゃくちゃ滑る」 北海道民が教える、危険な雪道の特徴が?「バランスを奪われる」

2024年11月現在、気温が低くなり、冬の到来を思わせる寒さが続いています。
北海道では雪が降り始めており、同月19日には県庁所在地である札幌市内で、積雪が確認されました。
雪国では外出する際、くれぐれも道で足を滑らせないように、注意して歩かなければいけません。
札幌市中央区にある、中島公園駅周辺の歩道に積もった雪の様子を撮影した、咲来(@sakkurusan)さん。
「そこまで滑らない」「めちゃくちゃ滑る」というキャプションがそれぞれ付いた2枚の写真をXに投稿し、危ない雪道の特徴について解説しました。
「雪国の人なら分かるはず」と咲来さんが語る、危ない雪道とは…。まずは「そこまで滑らない」という写真を見てみましょう。
こちらは積雪後に人が歩いて、雪が固められた道。
雪が圧縮されていて、油断すると滑ってしまうそうですが、咲来さんによれば「まだ安全」とのこと。
本当に気を付けるべきなのは、雪が溶け始めた時なのだとか…。「めちゃくちゃ滑る」という写真をご覧ください。
日中で気温が上がり、表面の雪が溶けた道。多くの人に踏まれており、雪がシャーベットのような質感となっています。
咲来さんによれば、雪道で滑る原因は、氷そのもの以上に、上に張ってある溶けた水の膜にあるとのこと。水の膜により、足と地面の摩擦が減り、滑りやすくなってしまうのです。
そのため、2枚目の写真のように、溶けている部分と凍った部分が混在していると、より一層滑りやすい状況に。気を付けて歩かないと、簡単に転んでしまいます。
降ったばかりの雪が溶け始めた時は、足元に注意しなければいけませんね…。
・分かります。身体のバランスを奪いに来ますよね。
・たしかに。冬靴を履いていても危ない。再び凍った時も滑りやすい。
・除雪車が通った後もツルツルになるから注意です。
・凹凸があるから怖いですよね。水が浸水して最悪。
北海道のような雪国に限らず、本州でも雪が積もることは、決して珍しくはないでしょう。
水と氷でぐちゃぐちゃになった道を見た時は、十分に気を付けてください。
[文・構成/grape編集部]

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