名古屋・栄の繁華街で「ある乗り物」の取り締まりが行われました。11月から新たにルールが変わったにもかかわらず、違法とは知らずに運転しているケースも見られることから、警察が各地で取り締まりを強めています。
「モペット」乗る時はナンバープレートや運転免許証などが必要「…の画像はこちら >>
(警察官)「止まってもらっていいですか。警察です」19日午後6時前、名古屋・栄の繁華街で愛知県警の警察官に呼び止められる男性。
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(警察官)「これ電動アシスト(自転車)?」一見、自転車のように見えますが…
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(警察官)「これ(スロットル)回すと走りますよね」自転車ではありません。ハンドルのスロットルを操作すると…(警察官)「これですね、原付と同じ扱いなんです。歩道を走ったらダメ」
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この車両は原付きバイクに分類される「ペダル付き電動バイク」通称「モペット」です。(警察官)「ナンバーも付けないといかん、ミラーもウインカーもない」男性はその場で検挙されました。
モペットで公道を走行するためには、ナンバープレートの表示や運転免許証の携帯などが必要です。
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モペットと電動アシスト自転車の大きな違いは、バイクの様にスロットルを操作するとモーターで車輪が回って、ペダルを漕がなくても進めること。
(愛知県警 交通総務課 平松裕敏 課長補佐)「手軽に乗れるということで、軽い気持ちで違反を犯している人もいる。違反があれば厳正に取り締まりをしていきたい」11月1日からは自転車のようにペダルで歩道を走ったとしても、原付バイクの運転に当たることが法律で明確化されました。
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また、19日にはモペットのほか、急速に普及している電動キックボードの取締りも行われ、よりスピードの出る車道専用のモードにして歩道を走っていたなどとして6件の検挙がありました。
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愛知県警は、ことし1月から10月末までに整備不良や無免許運転など、誤ったモペットの乗り方をしていたとして200件を検挙。また、電動キックボードは380件検挙しました。警察は正しいルールの周知を進める方針です。