千葉市美浜区の県立幕張海浜公園にある日本庭園「見浜園」で16日、夜間にライトアップするイベント「灯ろうまつり」が始まった。雪国で松の枝折れを防ぐ「雪吊(つ)り」をあえて施し、白色の照明で美しく演出。赤や紫色で照らし出された橋と共に静かな水面に映え、園内は幻想的な雰囲気に包まれている。ライトアップは24日まで。
通常は紅葉も楽しめる11月の見浜園だが夏が長引いた影響などで、今回はようやく一部が色づき始めたモミジが雪吊りの松などと競演している。
また、園内には地元の保育園児らが描いた灯ろうや和傘も飾られ、落ち着いた空間を演出している。
同園の開園時間は通常午後5時だが、24日までは同5時半から夜間特別開園に移る。平日は午後7時半まで、土日は同8時半まで。入園料は昼間と別料金で200円。未就学児は無料。