小まめに掃除しているはずなのに、キッチンの壁を触ってみたら『ベトベト』ということはありませんか。
この頑固な汚れに悩んでいる人も多いでしょう。
清掃業務を手掛ける『ダスキン藤沢』の公式ウェブサイトでは、キッチンの壁がベトベトになる原因と対策を解説しています。
キッチンの壁がベトベトになってしまう原因は『油煙』です。
しかし、直接油が飛び散ったわけでもないのに、なぜ壁までベトベトになってしまうのでしょうか。
油煙とは、調理中に発生する油と水蒸気の混じった湯気のことです。
近年は、ガスコンロに比べてIHクッキングヒーターの普及が進んでいます。しかし、火を使わないIHクッキングヒーターは上昇気流が弱く、換気扇が油煙をうまく吸い取ってくれません。
その結果、吸い込みきれなかった油煙が壁や床、天井などに付着し、さらに空気中の埃がくっ付くことでベトベトになってしまうそうです。
※写真はイメージ
油煙を軽減するためには、しっかりと換気扇に吸わせることが大切です。
調理を始める前に換気扇のスイッチを入れておきましょう。
空気はゆっくりとしか動かないので、調理前に空気の流れを作っておきます。
ダスキン藤沢 ーより引用
近くの窓は閉め、遠くの窓を開けまて空気の流れを作りましょう。
遠くの窓から空気を取り込むことで、キッチンの空気を換気扇に吸わせることができます。
換気扇の風量を調整できる場合は『強』モードで運転しましょう。
部屋の空気が入れ替わるのには時間がかかります。
調理が終わった後もすぐに換気扇を切らず、しばらく回しておきましょう。
油汚れは放置するとこびり付き、落としにくくなります。
食器を片付け終えた時に、サッと拭き取る習慣をつけるとお手入れも楽になるでしょう。
キッチンは毎日使う場所だからこそ、汚れが日々蓄積していきます。
気付いた時には手に負えない状態にならないように、油煙対策を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]