餃子の数が1つ減った理由… ラーメン店での出来事に「忘れられない」

日用品や食品などの値上げが続いている、昨今。
飲食店でも、提供する料理の価格を上げたり、量を減らしたりして対応するケースが相次いでいます。
いつも注文していた料理の量が減ったら、大抵の客は「仕方がない」と思いつつも、少し残念な気持ちになってしまうでしょう。
宮崎県に住むRika(@englishcafe225)さんは、ラーメン店での出来事をXに投稿。その内容に反響が上がりました。
とあるラーメン店に、父親と母親と親子3人で時々食べに行っていたという、Rikaさん。
毎回餃子を注文すると、お皿に餃子が9個のって、出てきていたといいます。
その後、母親が亡くなり、父親と2人で店に訪れた時のこと。いつものように餃子を頼むと、数が8個に減っていたそうです。
Rikaさんが壁に貼られたメニューを確認すると、ある事実に気付いたといいます。
「壁の色あせたメニューを見ると、昔からひと皿8個だったようで、優しさにしんみりした」
そう、元々餃子の数は8個だったのです。
店員は3人家族を見て、餃子をきりよく分けられるよう、1つ増やしてくれていたのでした。
父親と2人家族になって、店の心遣いに気付いたという、Rikaさん。「忘れられない優しさでした」とつづっていました。
投稿には「優しくて、しんみりするいい話」「涙が出ました。素敵なお店ですね」「粋な計らい。1つの餃子に店主の愛情を感じます」などの声が寄せられています。
切なくも温かなエピソードは、多くの人の心を震わせたようです。
[文・構成/grape編集部]

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