文豪に愛された『山の上ホテル』 明治大学が継承を発表

川端康成や三島由紀夫など多くの作家たちが利用していたことで知られている、東京千代田区にある宿泊施設『山の上ホテル』。
多くの人に惜しまれながら、2024年2月より休館中になっています。
同年11月15日、『山の上ホテル』のファンにとって嬉しいニュースが発表されました。
『山の上ホテル』は、1937年に『佐藤新興生活館』という名称で建設され、1954年に現在の名称に変更されました。
建物が完成してから87年が経ち、老朽化が進んでいることから、休館することに。
休館最終日には、ネットでは『山の上ホテル』にまつわる思い出や、ホテルの外観を収めた写真などが見られました。
今回、明治大学は『山の上ホテル』が建設されている土地と建物を取得を発表しました。
明治大学は、ホームページで以下のようにつづっています。
2031年に本学は創立150周年を迎えます。
その記念事業の一環として、本不動産を取得し再整備を実施します。
現状の外観を維持したまま必要な改修工事を施したうえで、専門業者と連携しホテル機能を継続させるとともに、学生支援、地域連携、社会連携の機能としても利活用ができるよう検討しており、本学の新たなシンボルとして継承していきます。
『山の上ホテル』が再び、ホテルとしても利用することができるという、ファンにとっては嬉しいニュース。
ネットでは、喜びの声が飛び交っています。
・明治大学が『山の上ホテル』を継承するとのこと。休館してから心配していたから、よかった!
・本当に嬉しい!未来に向けて、育んでください!
・これは素敵なお知らせ。素晴らしいホテルなので、また泊まれたらいいな!
一度は別れを告げた大切な場所が復活するというのは、とても喜ばしいですね。
いつの日か『山の上ホテル』に訪れることを、多くの人が待ち望んでいることでしょう!
[文・構成/grape編集部]

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