DVやモラハラ…夫婦関係に悩む人へ“掛けてはいけない言葉” 「反省」「無責任なクソバイス」の声

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コラムニスト、エッセイストの犬山紙子氏が11日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。夫婦間の精神的DV、モラルハラスメントなどの被害に悩む人から相談を受けた際に、「掛けるべきではない言葉」について語った。
この日の番組では、夫婦間の「精神的DV」の被害について特集。言葉で傷つけられたり、行動を監視されたり、必要十分な生活費が渡されないといった、暴力以外のDV、モラルハラスメントに関する相談が増えていることを取り上げた。
スタジオでは、周囲にDVなどに悩んでいる人がいる場合に、どのように声をかければよいかという話題に。全国女性シェルターネット理事の北仲千里氏は、「『心配しているよ』とか。『話を聞くよ』とか。あんまり、『あなたはこうすべき』とか言っても合わないかもしれないけど、とにかく(被害者の)『私のことはちゃんと気にかけて、信頼してくれているんだ』というつながりを断たない。『よかったら一緒に話に行こう』とか『一緒に探そう』とか、そういうポジションがいい」と説明。
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悩みの相談を受けた経験がある犬山氏も、「私も心がけているのは、傾聴するというか、否定せずにまずは話を必ず聞いておくこと」と話す。
続けて、「あとは『離婚しなよ』とか、すぐにできないことを言ってしまうと、『ああ言っていたのに、相談できなくなる』と思われて、そこでつながりが断たれるのが怖かった。そういった言葉は使わないで、私自身もプロの方に相談しながら、『どんなふうに相談にのればいい』っていうのを聞きながら、ずっとやり取りをしていた経験があります」と明かした。
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Xでは、実際に第三者に相談した経験があるとみられる視聴者から「周囲が『離婚しなよ!』一択なのも辛い」「離婚しなよ! が一番無責任なクソバイスだよな。子ども居たらそんな簡単じゃないからね」との声が。
さらに、「全くピンとこない人が共感してくれないから、被害者を1番傷つけてることよくある。相談出来なくなる」との意見もみられた。
また、「つい言ってしまった、離婚した方がいいよって。それから相談を受けなくなってしまった。ダメだったのね…反省」と振り返る人も見受けられた。

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