「修学旅行気分ですか」自民党・新人女性ペアが議会で“禁止行為”→批判殺到し謝罪「お詫び申し上げます」

先月の衆院選で初当選した自民党の新人女性ペアが11月11日、初登院した特別国会で早速ある“禁止行為”をやらかしてしまった。
問題を起こしたのは、福田かおる衆院議員(39)と向山淳衆院議員(40)で、ともに自民党の女性新人議員だ。
福田氏は東大法学部を卒業後、農林水産省に入省。内閣官房、観光庁にも出向するなどしたエリートで、衆議院議員齋藤健事務所秘書を経て、衆院選では東京18区で出馬。菅直人元首相(78)の後継で元武蔵野市長の立憲新人の松下玲子氏(54)を僅差で上回り、初当選した。
向山氏は、中学卒業までペルー、日本、アメリカ、アルゼンチンに住み、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、三菱商事で13年間務めたキャリアウーマン。夫は同じく三菱商事出身で、電動キックボードのシェアサービスを行う「LUUP」の取締役・執行役員の向山哲史氏。北海道8区から出馬し、現職の立憲・逢坂誠二氏(65)に惜しくも敗れたが比例で初当選となった。
この日、初登院した2人は議場内の座席が隣同士。自身の名前が書かれた氏名標の座席にグリーンのジャケットを羽織った福田氏が座ると、向山氏が正面にまわりスマホで笑顔の福田氏をパシャリと撮影。向山氏はスマホを福田氏に返し、”写真映り”を確認した福田氏は親指を上げてグッドポーズをした。その後2人は満面の笑みでそれぞれの席に着席した。
初登院ではしゃぐ気持ちは理解できるが、残念ながら議場内での許可なき撮影は禁止されている。そのため、この撮影の様子を捉えた動画がSNSで拡散されると、新人議員2人の行動に厳しい声が上がった。
《記念撮影ですかね。修学旅行気分ですかね。自民党の疑惑のフランス研修で散々叩かれた政党なのに、何の反省もできないんだな自民党》《観光地じゃないんだが?》《修学旅行のつもりなのかな? ただでさえ現役世代から自民嫌われてるのに足引っ張るようなことしない方がいいのでは》《新人議員あるある かもしれないが はしゃぎ過ぎ 神聖な議場を汚すなよ ライブ会場と間違えてない? まわりの議員さんたち 注意しないのなぜ?》
福田氏は同日、自身のXで《議場での撮影が禁止されていることを知らず、本日、写真を議場内で撮影をしてしまいました。また、同僚議員の方にもお声がけをしてしまいました。お詫び申し上げます。より一層勉強するとともに、気を引き締めてまいります》と謝罪。
向山氏もXで《本会議開始前、議場での撮影が禁止されていると知らず、同僚議員と写真を撮影してしまいました。ご迷惑お掛けして申し訳ありません。以降、このようなことがないように致します》と、初日から謝罪するハメになってしまった。
出だしは不調となってしまった2人だが、今後の仕事ぶりに期待したい。

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