米国の元大統領のジミー・カーター氏が、100歳にして10回目のグラミー賞にノミネートされた。
8日(日本時間9日)、グラミー賞を主催する「ザ・レコーディング・アカデミー」は元大統領のレコード『Last Sundays in the Plains: A Centennial Celebration』が最優秀オーディオブック、ナレーション、ストーリーテリング・レコーディング部門にノミネートされたと発表した。
今回のノミネートはカーター元大統領にとって10回目のノミネートとなり、今回受賞すれば、史上最年長のグラミー賞受賞者となる。
カーター氏率いる非政府組織「カーター・センター」は公式X(旧ツイッター)で「なんと光栄なことでしょう」とノミネートへの感想をつづった。
カーター氏は1977年、米国第39代大統領に就任。2002年にノーベル平和賞を受賞している。またグラミー賞では最優秀スポークン・ワード・アルバム部門で3回受賞している。米元大統領で歴代大統領の中で最長寿であり、23年2月に米ジョージア州プレーンズで在宅ホスピスケアに入ったことを発表している。