「0円マーケット」大盛況 中高生に1200着提供 沖縄の大学生が南風原町で 11月30日に名護市でも

【南風原】家庭の経済状況にかかわらず中高生に服を選ぶ体験をしてもらおうと、県内の大学生でつくるボランティア団体「子ども服屋 彗(すい)」は3日、南風原町新川の環境の杜(もり)ふれあいで4回目の「0円マーケット」を開いた。寄付で集めた衣類約1200点を無料提供し、彗のメンバー4人と、ボランティアの大学生スタッフ9人が服選びをサポートした。約120人が来場した。
彗を運営する琉球大学4年の饒平名凜さん(22)は「最初は1人8点だったが、想像以上に来場者が多く、5点にさせてもらった」と振り返った。K-POP風のアウターや、部活で使えるスポーツウエアが人気だったという。
来場した中高生からは「普段見ない洋服があり、選ぶのが楽しかった」「服にあまり興味がなかったが、友人と来ておしゃべりしながら好きな服について語り合った」などの感想が寄せられた。饒平名さんは「自分も時間をかけて子どもたちと向き合い、語り合った。今後も続けていきたい」と満足した様子で語った。
彗は30日午後1時から、名護市の大中公民館で「0円マーケットin名護」を開く。
「子ども服屋 彗」のインスタはこちらから
https://www.instagram.com/sui.kodomohuku
(南部報道部・国吉聡志)

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