北海道に生息する野鳥の、シマエナガ。
真っ白な毛で覆われた体が特徴で、その愛らしい見た目から『雪の妖精』と呼ばれ、人気を博しています。
森林のほかに、住宅街や公園などでも見かけることがありますが、撮影自体は困難なことで有名です。
『ぼく、シマエナガ。』(@daily_simaenaga)さんは、木に留まる、数羽のシマエナガたちをとらえることに成功しました。
写っている木には雪が積もっており、凍てつくような寒さが想像できます。
ですがシマエナガたちからは、凍えて苦しんでいるような様子は、あまり見られません。
なぜなら、シマエナガたちは、ある方法を用いて、暖を取っていたからです。Xに投稿された、次の写真をご覧ください!
体をくっ付けているー!
『ぎゅうぎゅう』という効果音が聞こえてきそうなぐらい、密集している、シマエナガたち。
冬になると、集団で厳しい寒さを乗り越え、春の繁殖期に備える習性があるといいます。
小さい体で、寄り添って集まる姿に、メロメロになってしまいますね!
投稿には、シマエナガたちのかわいさに悶える声が相次ぎました。
・枝だけしか写っていないかと思った。奇跡の1枚。
・まさしく『おしくらまんじゅう』。満員御礼です。
・混ざって眠りたい。『みっちみっち』ですね。
・探そうと思って、拡大したらたくさんいた。お団子みたい。
写っているシマエナガたちのほとんどは目を閉じていますが、実は1匹だけ目を開けて起きています。
写真の真ん中付近に注目してください。
ウインクしている!
まるで撮影していると分かっているかのように、カメラ目線になっています。ちょっぴりあざとさも感じるかわいらしさに、心を射止められそうになりますね!
シマエナガが大集合した光景。北海道に訪れたら、一度は目にしたいと思いませんか…!
[文・構成/grape編集部]